アスベスト(石綿)について

アスベスト(石綿)は、解体工事で飛散する事で作業員や近隣住民への健康被害が懸念されるので
特別な処理が必要になります。


1975年以前の建物(建築年数40年以上)についてですが、1975年「特定化学物質等障害予防規則の改正」が施行されました。 それに伴って、アスベストの含有率が5%を超えるような施工が禁止されています。

つまり1975年以前に建てられた建物は、アスベストが使用されていた可能性が高いです。
さらに2006年以降はアスベストの使用が禁止されており、それ以前の建造物ではアスベスト が使用されている可能性があるので事前調査が必要になってきます。
その結果がアスベスト(石綿)が含有されていた場合には
建物を解体する前にアスベスト除去工事を施工しなければなりません。
アスベスト(石綿)は人体に甚大な被害を与えることから、法令で大変厳しく取り扱いを指定されている有害物質です、
耐摩耗性や耐熱性に優れたアスベストは、
建物の外壁、内壁、煙突内部、断熱材等の建築材として広く利用されています
また空調設備のダクトの繋ぎ目、古い工場の天井、外壁等の一部にアスベストが使われていたりもします。
当社では調査から施工までアスベストの資格を有した従事者を選定し
安全で丁寧かつ細やかに徹底的にアスベストを除去致しております。
施工する際には、アスベストへの予防対策は作業環境管理、作業管理、健康管理を
徹底していかないと、近隣へのばく露、作業従事者の人体の被害、周辺にいる方々の健康被害
という側面があるので徹底的に無くし施工していきます

石綿含有吹付材

画像のアスベスト含有吹付材は全面的にボロボロで、ささくれ、逸失の状態で劣化が激しい箇所、
自然脱落等も見受けられ、何らかの対策を講じる必要性が高い状態を示す場所になっていた為
当社でアスベスト除去工事を実施させて頂いた場所になります。
石綿に関する情報が日々新しくなっているので、
常に情報収集の手を緩めず努力していきたいですね。

これから涼しくなってきて作業環境は暑さ的には少し緩和されて作業しやすい環境になりつつありますが
作業でも手を緩めずお仕事していきましょう!