埼玉県内でアスベスト除去工事を実地致しました
今回は石綿含有吹付材の撤去で、天井に吹きけられた石綿を除去していきます。
工法としては電動工具類は使わずケレン工法で作業していき仕上げに搔き落とし作業を施し施工していきます、石綿作業で大変なところは道具を使用したら毎回吹き上げて道具に付着した粉塵がばく露しない様に都度道具を綺麗にしていかなければなりません。
搔き落とし道具に関してはそこで使用したら廃棄になるので消耗品になり使用する数が多くなります。
レベル1工法なので作業場内を養生シートで完全隔離にして負圧除塵機を設置しセキュリティルームを設置しエアシャワー、デジタル粉塵計、差圧計などを用いて粉塵が作業場外にばく露しない様徹底して施工していきます。
またレベル1工法に限らず全てのレベルでの作業で石綿含有建材が使用されている建築物等の解体時の作業は、石綿作業主任者を選任しなければいけません。
当社では石綿作業主任者、石綿調査者等、有資格者を選定し、事前調査から作業まで一貫して請負させて頂いております。
今回の作業では天井での作業で2階建ての建物になっており、2階に関してはサイズの小さい立ち馬を使用し手の届く場所であったので作業はいつも通りできましたが1階部分に関しては少し高さがあり普通の立ち馬では届かない上にシャッターが併設されていた場所がありその裏にも吹付材が施されていました。
高い立ち馬を用意し、作業環境を改善し、施工していき
無事何事もなく施工を終える事ができました。
アスベスト除去作業では全体の工事も考慮しないといけません、石綿を除去した後にその場所を解体していく工程が組まれているはずなので、施工計画書通りにかつ工期に間に合う様に施工していかないと全体の工程にズレが生じてきます、各業者様と打ち合わせしながら注意して作業を行なっていかなければならない部分もあるので現場管理という観点からも常に気にしておかなければならない時もあるので、安全第一で日々の業務をこなしていきたいと思います。